▲一人旅なんざこの程度で良いんだよ
時折ふらりと遠くへ行きたくなります。
そういう動機だと、旅行に同伴者がいるのは気を使う。
というか日常の延長になるので「遠く」へ行く意味が無い。
そんなわけでワタクシは100%一人旅なんですが、二ヶ月に一回ペースで行く内にパターンが把握できたつもりなので投下します。
●準備編
①テキトーに行きたい場所を出す
どういうやり方で行き先を出しても良いんですが、重要なのはただ一点。
▲検索するな!
今時検索すれば見たい物なんか全部見られてしまう。
そんなことしたら旅情もクソもないと私は思います。
最悪、観光とかは行った先で調べても間に合いますし、仮に悪天候や災害で一日がポシャった場合にも対応可能です。
緻密な計画も勿論良いのですが、その分遂行できなかった場合の衝撃が強いので私はやりません。
なおオススメのやり方はダーツの旅スタイル、地図眺めてココってやるだけです。
但し、後述の問題があるので複数箇所選んでおきます。
今回は、
・地形が面白かった京都
・なんとなくのイメージしかない鎌倉
・全く想起できない岐阜
・まともに向き合った試しが無い石川
・近いが故に気にしてない千葉
をチョイスしました。
②日程をぼんやりと考える
旅にどれくらい日数をかけられるか。
休みが取れないとか金が無いとか金をかけるつもりが無いとかだと、自ずと日帰りもしくは一泊二日になります。
もし前者だった場合、筆者は東京都在住なので、①で選んだ内の京都・岐阜・石川が消えます。
制限時間のケツがもの凄い勢いでプレッシャーを掛けてくるので、「遠くへ行きたい」という目的が達成されないのです。
後者なら問題ありません。
ということで、一泊二日で参りましょう。
③宿あるか? そこ
ここでいう「宿」=ビジネスホテルです。
「えっ、旅館じゃないの?」
と思った貴方、現実をお見せしましょう。
▲こちら麒麟山温泉『絵かきの宿』福泉さん
▲「人数:一人」でプランを検索すると
▲ヒット件数、ゼロ
▲「人数:二人」だと
▲ヒットする
そう。
旅館は「最低利用人数:二人」以上のところが圧倒的に多い!
これ、楽天トラベル・じゃらん・Booking.comの大手3社で調べていくと突き付けられます。
「利用人数:一人」というのは、宿サイドからすると場所だけ取って単価は低いという迷惑な存在であり、だからこそそれに特化したホテルが存在するのです。
或いはこう思った方もいるでしょうか?
「ホステルやドミトリールームで充分じゃない?」
結論から言います。
これは一番やってはいけません。
考えても見て下さい。
宿は自宅ではありません。
自分以外が全員どういう人物かも分からない状態で、鍵なんか掛からずカーテン一枚だけで仕切って眠れますか?
殺害or強姦の末に物盗られますよ(断言)
私は一人旅の時、『自分以外は敵』と考えています。
それはホテルのスタッフさんや駅員さんも例外ではありません。
完全なるオウンリスクとなるのですから、警戒心は最大に効かせておくべきです。
旅先の出会い? 知るか。
即ち一人旅におけるビジネスホテルというのは、安全面とコスパ、予約のし易さの三拍子揃っている、迷惑な一人客を笑顔で出迎えてくれる懐の深い施設です。
さて、候補地の主な中心地でビジネスホテルを調べてみましょう。
▲検索条件
▲流石
▲言わずもがな
▲十二分
▲いいじゃーん
▲でしょうね
※Booking.comより、2022年1月現在の結果。
めちゃめちゃある。
これなら心配いらないですね。
次のステップに行きましょう。
④どれだけ自らに体力があるか?
もっと極端に言えば、「待てる時間・歩ける距離がどれくらいか」です。
歩ける距離=普段自分が買い物に行こうと思う距離
待てる時間=普段自分が苛つかずに待てる時間
算出時は必ず幅を持たせて下さい。
例えば私なら、
歩ける距離=0〜5km(0〜1時間)
待てる時間=0〜30分
です。
歩ける時間は自らの体験から予想したもので、
・高校から自宅までの三時間弱
でございます。
これらは全てそこそこの土地勘とバスや電車が通過するルートを律儀に辿ったことによる時間であり、「必ず辿り着く保証がある」「仮に疲れても途中で公共交通機関にシフトできる」という大きな支えがあったから踏破できたのです。
土地勘もねぇ、地図もねぇ、行かないと人通りも分かんねぇという三拍子が揃っている旅行先においては、それよりも圧倒的に短い時間しか体力と精神が許さないだろうという前提で組みました。
待てる時間は歩ける時間から考えたもので、苛つかずに待てる=そろそろ動かなきゃ……と思うまでの時間です。
正午を過ぎたらこれが半分に縮みます。
一人旅=オウンリスクである以上、普段では考えられない程君子になる必要があります。
即ち、危うくなってくる時間帯には外出しないのが前提になる。
どんなに夏真っ盛りでも、午後五時を過ぎると爆速で暗くなります。
午後五時までに宿に籠もるためにはと逆算していき、迷ったら……公共交通機関が無かったら……あっても次の便まで一時間だったら……と考えていくと、存外に時間が無いことが分かります。
そこで自分で動ける範疇を決めておくと、先んじて行動ができるのです。
一秒後には予想も付かないピンチに陥っているかもしれない。
そう思っていれば結果的に余裕を持った行動ができます。
なお、余裕ができたからと言って「じゃあ行く予定じゃなかった何処何処まで足を伸ばそうかな♪」とか考えてはいけません。
それこそ大番狂わせが起きて遭難します(※筆者はそれで「なった」ので、七国山薬王寺から河辺駅まで歩き倒す羽目になった)。
できた余裕はボンヤリするのにでも使って下さい。
最高に贅沢な時間の使い方ですね。
⑤荷物は?
準備編ラストはこちら。
持っていく荷物をどの程度にするか?
今回の設定は一泊二日、行き先ボンヤリ・宿もビジネスホテルを使うという事実以外未定の状態なので、取り敢えず共通で持っていきたい物を出し、その後詳細を決めるにつれて削っていくスタイルにします。
▲ざっと出した。この時点で既にエラく少ない
え? 着替えが無いって?
何を言ってるんですか。
一日目に着た物を二日目も使うに決まってるでしょうが。
丁寧に言うと、上(Tシャツ等)は洗面所で洗って部屋に干すことで加湿器代わりにし、下(ズボン)はそもそもそこまでガッツリ汗がつくわけではないので軽く埃を落とす程度にします。
うっかりスッ転んでドロドロになってしまった場合、ビジネスホテルなら必ず存在するコインランドリーと乾燥機にブチ込みキレイキレイにします。
そもそも旅行で一番嵩張るのは、行きが着替え、帰りが土産です。
帰りの土産の為にも、着替えそのものを削るのは当然です。
ほう、ヘアアイロンは無いのかって? 旅先でもお洒落をしたいと?
すいません、化粧っ気の無いアホ娘である私にその発想はありません……。
●計画編
①本当に一泊二日で帰ってこられるか?
ここから準備編で蔑ろにしていた部分を詰めていきます。
手始めに「順調に遂行できるか?」を念頭に置いて、目的地を決めていきます。
今回は一泊二日ということで、2月25日(金)・26日(土)の二日間を使います。
※窓口に一番住民が来ず、ド暇な時期なのだ
この時点で、京都・岐阜・石川が脱落となりました。
2月下旬とは即ち、
▲超豪雪タイム!(元画像 by 写真AC)
大雪警報はザラ、新幹線は立ち往生し復旧の目処は一切立たないという有様。
これを見えている地雷と言わずして……。
旅行に行って帰ってこられませんでしたと勤務先に報告するのは余りにも情けないですし、「てかそんなの分かってたじゃん。何で行ったの?」と追及されること請け合いなのでやめます。
一泊二日で安定して帰ってこられるのは鎌倉・千葉の二択。
後は好き好きです。今回は行ったことの無い鎌倉にします。
ちなみに私の鎌倉に対するイメージは、「中央線で下っていけば着くもの」でした。
……ね? 余りにも土地勘というか常識が無さ過ぎでしょ?
こういう発想を平気でしちゃうから、枷の意味も込めて歩ける時間を決めておくんですよ……。
②宿を決め、付属品を調べる
鎌倉市のビジネスホテル、とBooking.comで調べ倒したら、い~ぃのが出てきたんですよ。
南側に若干見切れている東口バージョンとあわせ、何と大船駅前に二つも居を構える相鉄フレッサインシリーズ。
公式サイトとBooking.comの双方で部屋の付属品を調べてみると……
▲公式サイトでご紹介の部屋備品
▲更にはフリーアメニティがあるとか
▲Booking.comにもこんな感じで書いてある
いいですねえ、パジャマ・タオルは勿論のこと、電気ポットや入浴剤・洗顔料などもあるので部屋でのリラクゼーションが保証されています。
更にモバイルアプリ版Booking.comには「歯ブラシ」も記載されていました。
歯ブラシセットを持っていく必要が無いのはかなり大きいです。
まあビジホには確実に備え付けられているのが分かっているので元から荷物にカウントしていません。
現在の世界的潮流であるサステイナビリティには反しているので、こういった施設は徐々に減っていくでしょうが……。
とにかく、一人旅で荷物を極限まで減らしたいのであれば、ホテルに備品やアメニティを問い合わせ、それを削っていきましょう。
今回はこの充実のアメニティ・駅近・安値の揃った相鉄フレッサインさんに滞在させて頂きます。
③一日に行動できる時間と範囲を決める
準備編の④で己の行動限界を算出しました。
それを踏まえて、準備編の①と同じように地図を見ていきましょう。
▲鎌倉市全域
なんか思ってたよりデカくね?
1cm=1km?
これマジで面食らいました。
準備編の時点で縮尺見てなかった。
しかも絶望的に鉄道が無え。
これはアレか? めちゃめちゃバスが走っているとお見受けする。
調べてみよう。
これは安心ですね!
バスは渋滞で平然と遅延する上に本数も相当限られているので電車程の信頼性はありませんが、ラストの時間・間隔だけを大まかに調べておけば逆算できます。
今回のお宿がある大船駅のバス停・大船駅東口(起・終点)からの最終発車が夜10時まであり、間隔は平均20分といったところ。
タクシー会社も6件、大半が夜中二時までという運転手さんの健康が心配になるレベルで対応可能というありがたさ。
出先でやや予定が遅れた・遭難したとしても、十二分に帰れると予想されます。
とはいえ、先述した通り一人旅ではとにかく「君子危うきに近寄らず」を徹底する必要がある。
あくまでもバス最終・夜のタクシーは最後の手段と考え、今回の設定はこちら。
▲随分早いけど、これくらい戒めといた方がいい
「何時までに切り上げて戻る」という意味です。
特に海辺は所謂「湘南」であり、観光客含めチャラい奴らが発生しやすい場所です。
チャラい奴らがいるというのは、例えばバスやタクシーを待っている時間すらも危険(目を付けられる)という意味です。
南端や市境付近の散策から始め、戻るように進めていきましょう。
さあこれで、旅程が決定しました。
・一泊二日、鎌倉市
・行きたい場所は現地到達後調査、但し遠方から攻める
・そこから戻るように散策、徒歩可能1時間
・タイムリミット後は絶対に足を伸ばさない
・五時以降は宿から出ない
では、荷物を用意しましょう。
④荷物を組み、当日に備える
荷物ちっさ。
だが、だからこそ徒歩での移動に活きるのです。
スーツケースやらキャリーカートやらで荷物を組んでしまうと、一人旅の場合は小回りが利かなくなります。
またそういうのは手で握るだけなので、うっかり手を離してしまった隙に盗られる可能性だってあるのです。
常に背負う。
常に見えるところに、常に手の届く範囲に全荷物を入れておく。
はい、聡明な皆様ならもうお分かりですね。
要するにバックパッカーです。
新幹線旅や飛行機旅をする際にも、ロンリーなバックパッカーが何故リュック一つで動いているかと言えば、防犯のためなのです。
新幹線で、大荷物固定エリアに置いておいたスーツケースが盗られるかも?
飛行機で、預け入れた荷物が間違って持って行かれたり盗る気満々でパクられたり麻薬を忍ばされたりするかも?
警戒しすぎと笑ってくる人は、そういう犯罪に遭ったことが無いか平和ボケか『地球の歩き方』を読んだことが無いかなので意見を聞かなくて良いです。
だってその人は、私の荷物に責任を負いませんし。
私の警戒心は幼少期から親が海外旅行に連れて行ってくれたことと、その際に必ず持参する『地球の歩き方』及び外務省の『海外安全ホームページ』で公開されている渡航先情報のコピーを暇潰しに読ませてくれたことから刻まれたものです。
「今まで犯罪に遭ったことが無い? そりゃたまたまだ」
という、バックパッカーだった父の発言が忘れられません。
●当日編
①初日
▲来たぞぉ、鎌倉!
さあ、綿密に己への戒めを組んで迎えた当日でございます!
早朝に起きてやって来たので超眠いぜ!
しかし午前の鎌倉の空気は大変に清々しく、これだけで旅行に来た甲斐があります。
▲では早速観光案内所に……
行 か な い よ ?
ここで聞き込んだりパンフレットを貰ったりするのは、検索しているのと変わりません。
ふらりと遠くへ行く=日常から離れてボンヤリするのが目的である以上、名所とか名刹を殊更に調べはしない。
というか、こういった場所なら必ず存在するのが……
▲こういった、
▲立て地図!
これで行きたい方面がパッと分かるぜ!
計画編の③で頭に入れておいた自分の行動範囲と公共交通機関の情報と合わせつつ、気の向くまま、風の吹くまま、のんびり散策しましょう。
因みにこの日、私が辿ったルートは以下の通り。
▲GoogleマップをAzpainter2でチマチマ合成した
海を見に行きたくて目抜き通り(若宮大路)を南下。
浜辺沿いに材木座へ、一帯を歩き倒して目についた寺社仏閣へ全部侵入。
鎌倉駅に戻り江ノ電に乗ってボンヤリしていたら、『鎌倉大仏』の広告があったので長谷駅で降りて参道をテクテク。
意外と鎌倉大仏って近くにあるなーと思いつつ出てきたところで時間ギリギリ(15:30)だったため、バスで鎌倉駅に戻った、というのがこの図。
徒歩49分という謎の表示(※恐らく若宮大路→材木座→光明寺の徒歩経路の時間)がありますが、実際は全体で四時間程うろついています。
▲途中で食べたお昼ご飯。
トマト入りの爽やかしらす丼
with温泉玉子feat.梅醤油
~田舎を思わせる昔ながらの
味噌汁を添えて~
▲全方位に隙無く古い雰囲気がナイスな食堂
▲鎌倉駅近くなので、皆様も是非
(ランチタイム終了直後に出たため
シャッターが閉まり掛かっている)
▲所在はこちら
既にタイムリミットになっているので、鎌倉駅から大船駅に戻り、お宿にチェックイン。
コロナのことと、外出不可の時間になっていることを鑑みて、お夕飯は駅近くのコンビニで買ってホテルに持ち込みます。
後は自室で就寝まで過ごすだけ……と言いたいところですが待てィ!
▲絶対見なきゃ駄目! 避難ルート!!
一人だからこそ、災害や事件が起きたら全てオウンリスク!
自分の部屋→非常口の流れは必ず一回歩いて確かめましょう。
▲はいはい
▲こういう感じですね
ちなみに非常口灯(緑のピクトさん)は、尋常ならざる濃さの煙が充満すると見えなくなる時があります(※実体験有)
「その場で見りゃ分かるから事前に見なくても……」というのは危険な考えなので、きちんと見ておきましょう。
さて、明日はチェックアウト。
大体のホテルは十時に出て行くことになります。
今回は朝食付きプランで宿泊しているので、食べてからチェックアウトまで二時間程度しかありません。
その短時間で荷物の整理+忘れ物チェックは相当慌てることになるので、就寝前に翌朝使わないものは仕舞っちゃいましょう。
繰り返しになりますがとにかく先んじて行動すること!
「明日でもいいや」は一人旅では大敵です。
▲大船観音を見ながらお休みなさい……
②二日目
▲おはようございます、大船観音
さっ、今日も行き当たりばったりに散策したりお土産を買ったりしますよ~。
▲朝食は厚切りバタートーストと
ベーコンエッグ、サラダ、
オレンジジュースをチョイス。
シンプルながらボリューミー!
▲お部屋も片し済よ
前日に荷造りと忘れ物のチェックを済ませていたので、チェックアウトまで平穏にボンヤリ過ごすことができました。
元々の荷物が少ないことにより、そもそも忘れ物しづらいという側面がここで活きるのです。
▲お世話になりました
というわけで二日目はこうなりました。
▲Azpainter2合成再び
ホテルの部屋から見えていた大船観音が気になったので突撃。
その後電車に乗って北鎌倉駅まで行き、徒歩でほぼ目の前の円覚寺へ。
山越えをしようと歩いていたら建長寺に辿り着いたので、ついでに参拝。
この時点で昨日四時間歩き倒しが効いてきてしまい、脚が限界になった。
バスに乗ろうと思ったらとんでもない量の学生さんがバス停に列を成していたので(※鎌倉学園中学・高校の皆様。土曜が午前授業であり、丁度終わった時間にぶち当たった)、向かいのお店でお昼がてら巻繊蕎麦を食べて待機。
参道を歩きながら土産も買い、鶴岡八幡宮で参拝。
再度バスに乗って鎌倉駅に戻り、自宅まで電車で直帰した、という行程。
▲巻繊蕎麦のお店がこちら
▲マップもドーゾ
▲いろんな根菜が入った滋味深い味わい
飛び抜けて美味というよりは
想像通りのホッと息つける味でオススメ
この日も好き放題彷徨ったため、脚が痛かったにも関わらず五時間という大記録。
家に着いたのは、すっかり暗くなってからでした。
●回った場所・食べたもの・お土産
以上、気ままにぶらつきました。
その結果をお伝えします。
【回った場所】
・光明寺 ・補陀洛寺 ・実相寺
【食べたもの】
・しらす ・巻繊蕎麦
【土産】
・桜貝の指輪 ・桜貝のネックレス
・桜貝のネクタイピン ・桜貝
・鎌倉ビール(月・星・花・葉山・江の島)
・豆菓子 ・鰺の押し寿司
・鎌倉若宮大路(日本酒)
観光地や名物を意外と網羅できていました!
行き当たりばったりに彷徨いたところで、そういう『観光スポット』は案内があるはずですし、仮に案内が無くてもそこはかとない『見所』感を醸し出しているものです。
今回は観光地として知名度のあるところばかりたまたま行ってますが、もしも何処にも上がっていない『見所』があって、それを偶然にも見つけられるとしたら……宝探しのようでワクワクしませんか?
それが可能なのは、身一つ・荷物一つだからです。
但し繰り返しますが、その『見所』を探し当てるために危険に踏み込んでしまうのは、一人旅者(ソロトラベラー)として失格級の行為。
①荷物最小限に
②先んじて
③ふらふらと歩く
これらさえ守れれば、ボンヤリ気兼ねしないリフレッシュ旅をお楽しみ頂けます。
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【結論】
頭をカラに、歩いてみよう。
危険へのシックスセンスは研ぎ澄ませて。
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【おまけ:総括短歌】
観光を徹底するも ただぶらり歩くだけでも 旅は楽しい
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【Staff】
企画・構成 清水舞鈴
撮影 清水舞鈴
編集 清水舞鈴
制作 清水舞鈴
監督 清水舞鈴
【Special Thanks】
Lino Drops Kamakura(桜貝アクセサリー専門店)
山海堂商店(桜貝単体瓶詰及びその他謎の物品販売)
清水屋食料品店(地酒取扱店)
鎌倉ビール醸造株式会社(鎌倉ビール作成・出荷)
鎌倉まめや(豆菓子)
大船観音寺に尋常でない量の写経を納めに来たお婆様
図らずも遭遇することになった鎌倉学園の皆様
好き放題侵入させていただいた寺社仏閣及びその関係者の皆様
スペシャルサンクスまできっちりと読む、画面の前の貴方
なお、当日使った費用は以下の通りです。
・賽銭:15円
・交通費チャージ:4280円(余り有)
・その他土産や食事代:11746円
・ホテル代:6354円(一泊)
計:22395円
一泊二日にしてはやや高めですが、これはビジネスホテルを使っているからこそ。
不審者の気配がした瞬間に起きてボコせる屈強な戦士は、それこそドミトリーを利用するとガッツリ節約できます。
もしくは朝食のついていない、所謂素泊まりと呼ばれるプランを使いつつ、朝食を外でお安く頂ければ二万円未満に押さえられます。
土産を一切買わず、ただただ己のリフレッシュにのみ使えれば一万円代前半にまで行きますね。
というわけで、今回はあくまでもソロ、行き当たりばったりに動くことを目的とした語り記事でした。
皆様、良いトラベルタイムを!
The END.