清水の舞台から縄ばしごで降りる

次回は3月末に更新です。没ネタ供養します……

【自分語り】危うく詐欺られるところだった話

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▲馬鹿がいるぞ~!

タイトル通りです。

危うく詐欺られていろいろ取られるところでした。

二月なので、豪華二本でお送りします!

(※今回は内容があまりにもアレなので、デイリーポータルZなど各種投稿はしません。来るなら来やがれ!!!)

 


 

電子書籍化ニーズに潜む詐欺

私は電子書籍全面的に軽く見ております。

 

・自分で買ったという所有欲を満たす重さ

・インクや紙の香り

・本の残りページ数の厚みから今後の展開を予想すること

 

こういったものを悉く捨て去った電子書籍に価値を見出しておりません。

だから紙として残しておく価値は感じない漫画や本を、電子書籍化していきたいと考えております。

(逆に言えば、価値を感じる本だけを本屋で今後買っていくということ)

 

そんな書籍原理主義の私や、買いすぎて収拾のついていない積読、連日大量の情報を裁かなければならない学者の皆様におかれましては、電子書籍化は素晴らしい技術。

場所も取らないし大量に持ち運べるし、言うことないですね!

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▲しかし自炊にはスキャナーと

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▲裁断機が必要なのよね

画像引用したこの二つ、前者が富士通・Scansnapで52800円、後者がプラス・PK-513LNで本体だけでも28000円強という凄まじい金額。

Scansnapと裁断機のセットなら82500円で済みますが……いや、目を覚ませ。

82500円やぞ。

しかもこれは道具を手に入れるだけの話で、綺麗に美しく電子書籍化するには己の時間と手間が必要になります。

イケたと思ったらズレてたり斜めになってたり、画像が不鮮明だの間違って間のページ消しただの……。

あぁあ、面倒臭い!!

誰か代わりにやって!!

というわけで電子書籍化をビジネスにする業者が現れるのは、経済を学んでなくても当然に理解できますね。

 

さて、私は端から自炊という発想がありませんでした。

電子書籍化のために己の時間を費やすなんてアホ臭いじゃありませんか。

で、業者を探したんですね。

 

そしたら出てきました。

今回の記事における魔王

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電子書籍化サービス24HR

事務所が静岡県にある電子書籍化サービスの会社。

先に言いますよ?

ザ・詐欺集団です。

よくまあこのサイトも紹介できるよな。

合わせ技で利用したとか書いてますが、利用自体がそもそもまともにできないこいつら相手にどうやって電子書籍化してもらったんですかねえ?

或いは本当にこの人が利用した時はたまたま善意のあったものが(何せ2017年の記事)、今現在は純度100%クソの掃き溜めになっちゃってるのかもしれません。

 

【詐欺と気づいた経緯】

このゴミ団体のスマホ版サイトにアクセスした段階で、もう薄ら気づいていました。

 

文字の大きさ、画像の場所、タップできるボタンやリンクの位置。

全てがズレまくってろくに読めない状態。

表示に気を回していない=きちんとした会社ではない。

これネットにおける常識なので知らなかった方は今すぐ叩き込むように。

 

で、無料の会員登録により一冊だけスキャンできるサービスを発見。

「これで試して、気に入ったら注文入れてくれ」ってことですね。

早速プッシュしましたが、既に私はこの会社を疑っています。

よって、勝手に売り流されてもダメージの無さそうな本を手持ちから選ぶことに。

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に決めた

リヴェンジ倶楽部と柘植久慶氏には大変申し訳ありませんが、生け贄になって頂こうと思います。

詐欺集団に送りつけるには最大限の皮肉になるかと思います。

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▲プッシュの十数秒後に送られたメール・11月4日

さて、ふとページの横を見ると、「伝票送付サービス」なるものがある。

どうやら送付先が印刷された伝票を無料で一度に四枚まで送ってくれるそうなので、これも注文。

この時点での私の予定は、貰った伝票を貼り付けて一冊だけ送付し様子見、というもの。

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▲伝票プッシュ後の自動返信メール・11月4日

このメールをスクロールしていってみる。

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一行目に注目。

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はい、読みましたね?

ここで大概の人はこう予想するのではないでしょうか。

 

2019年11月4日(祝日)に注文

最大2営業日経過するとして、11月6日(ド平日)に発送

事務所が静岡県なので関東圏なら大体翌日に届く

(※日数は日本郵便のWebサイトで検証)

 

つまり11月4日に注文された配送伝票は、私の住む関東圏であれば、長く見積もっても11月7日には届くはずですね?

まあ届かなかったんだけど。

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▲だから問い合わせてみた・11月9日

ちっさ過ぎて良く読めないと思いますが、要は「追跡番号教えろ」と聞いてます。

ここで、いきなり喧嘩腰で「てめぇ送ってねぇだろあぁん?」とキレてはいけません。

貴方達は送ってるはずだけど届いてない。配送業者がヤっちゃってる?」

こういう文体にすることで、さりげなく相手を攻撃しているんですね。

 

通常これで、うっかり送付を忘れていた相手は相当焦ります。

ここで焦らないっつーか無視を決め込むのが詐欺の証。

返信なんか全くありません。

 

疑念が確信に変わりました。

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▲猛攻・11月15日

長ったらしいので箇条書きにすると、

 

・何日経ってるか分かってんのか?

・返信してられんっていうなら問い合わせページ凍結しろ

・或いは返信いつになるか分からんって書いとけ

・返信する気無いなら『苦情・指摘ページ』だろ

・無料スキャン後でないと伝票送れないならそう返信しろ

 

というもの。

考え得る全てのツッコミを送ることで、言い訳できる逃げ場を潰してるんですね。

ネットで何かしらの取引を行う際は、この『逃げ場を潰す』のが大事。

※逆も然り。相手が逃げ場を潰しに来たら危険!

 

しかしここで動じるような会社ではないのであった。

返 信 皆 無

お前もう生きて帰れないな!(激怒)

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▲最終攻撃・11月23日

こちらも簡単に言うと、今まで送った全てのメールの文をまるまる入れた上で、

 

Twitterに晒し上げる

・自動返信されてるんだから読んでるよな?

 

という内容。

15日に送ったメールに加えて、更に逃げ場を無くしています。

 

つまり「ネットで誹謗中傷された」という被害者ぶりっ子を無くすために予告。

また「うちにそんなメール来てませぇん」という言い訳が予想されるので、自動返信に触れ、「受信できているはずだしプロバイダもサーバーも機能している」と指摘。

プラス今までのメール全文をブチ込むことで、「各メールを個人バラバラで読んでいて繋がりが分かりませんでした」などのありそうな申し開きを斬ってるんですね。

 

え? メールを本当に読んでいなかった場合ですか?

それは会社の怠慢ですし、それ以前にこの法律をご存じですか。

民 法 9 7 条 1 項

『到達主義』と言えば、皆様聞き覚えがあるのでは?

簡単に言うと、ポストに手紙が入った瞬間・パソコンにメールが届いた瞬間、差出人の主張は相手が知っている扱いになるということ。

もっと言えば「『知らなかった』は使えねぇんだよバーカ!!」てことです。

 

そしてこれを送りつけた私はスッキリしたので(相手が逆に訴えてきても勝てるだけの材料はあるし)、会員登録したここを退会。

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▲退会メールも律儀に来るのが笑える・11月23日

その最後の文章は最早酒のアテになりますね。

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ご連絡したってよォ、てめぇら何も返事寄越さねえだろぉ!?

殺されてぇかお前、オォン!?

 

さて、もうここで関係(笑)を断ち切っていますし、調べる必要も無いんですが、駄目押しにここの口コミを探してみることに。

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▲あった

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▲凄いことになってた

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▲ん? 日付……

冒頭で述べた紹介サイト、絶対に利用せずに書いてますね。

2017年の時点で、既にこのガン無視詐欺集団になっていることが確定したので。

 

なお超絶悪質な利用規約(笑)については無料会員登録時にしか読めないので、個別ページ作って晒し上げておきました。

2019年12月現在のものなので、現在は更に改悪されている可能性があります。

 

ちなみに、会社概要及びWebサイト全域を見ると詐欺の可能性が高いことに気づけます。

何処がって?

敢えて後書きまで、私は何も言わないでおきます。

よーく見て下さいね。

 

なお電子書籍化自体は、大御所スキャンピー様に依頼して、58冊もの文庫本をものの一ヶ月で納品して頂きました。

皆、何も考えずにスキャンピー様に頼めばいいと思うよ。

 

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Amazonだと思った?

Amazon楽天Yahoo!ショッピング……世に数あるネット通販サイト。

何でも良いです。

どれか一つでも使っている方にお聞きします。

 

そこから送られた今までのメールは、本物ですか?

 

【詐欺と気づいた経緯】

残念ながらこれから書く体験談に、実際のメールは出てきません。

(※内容があほくさ過ぎて秒で削除したため手元に無いから)

でも無問題!

体裁が毎回変わる癖に内容は同じなので対処できます

以下、本物のAmazon『真・Amazon偽のAmazonAmazonを名乗る不審な団体』と表記します。

 

それが送られたのは、2019年9月8日。

Amazonを名乗る不審な団体からのメールでした。

内容は『アカウントが凍結された。解除するにはクレジットカードの番号をリンク先で入力すること。一週間以内に解除しないとアカウントが削除される』というもの。

これを受け取った時の、私の表情はこちら。

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▲MAX大草原

「今時こんなんw草wwあ、草に草生やしちゃったwww」

(訳:今時こんなもので真剣に詐欺ろうとする人がいるなんて大笑いです)

別に私はインターネットの達人ではありませんし、知能が特別高いとかホワイトハッカーとかそういうものでもありません。

でもねえ……はっきり言わせて下さい。

 

こちとら幼稚園からネットやってんだよお!!

パソコン黎明期、そこまで家庭用PCが普及してない時代にパソコンを三台所持している家で教育受けてんじゃボケ!

どんだけ先んじてネット詐欺の対処を叩き込まれてると思うとんねん雑魚が!!

 

暫く「誰を相手にしているのかね、フハハハ」と高笑いしてました。 

いや、馬鹿すぎる。この詐欺実践してる奴はおつむが悪すぎる。

 

ツッコミどころはこんな感じです。

 

・アカウントが凍結された

 何故なのか書けよ。

 

・解除するにはクレジットカードの番号をリンク先で入力すること

 凍結理由も書かないお前に、何でクレカの番号教えなきゃいけないんだ。

 

・一週間以内に解除しないとアカウントが削除される

 どうぞ。また作り直せば良いだけ。

 

ええ、総ツッコミですね。

全詐欺に言えることですが、「何故」を突き詰めてあげると相手は死ぬ(直球)のでオススメです。

 

で、真・Amazonに報告しようと思い、チャットサービスでお問い合わせ。

 

筆者(以下、私)「あのー、こんなメール来たんですけど、そちらが送ったものですか」

真・Amazon(以下、真)「お調べします……いえ、こちらが送ったメールは8月24日が最後ですね」

私「やっぱり。ではこれはそちらさんを騙る何かですね」

真「そうだと思います。同様の報告が上がっているんです」

私「全て同じ文体ですか」

真「内容はほぼ同じですが、メールアドレスが違ったり体裁が違ったり、細かい部分を変えているようです。残念ですがそれ以上のことは調査中です」

私「充分です。これが詐欺と分かっただけでも有り難い」

真「また疑わしいものがありましたら、いつでもご報告下さい。例え弊社が送ったものであっても、お客様が怪しいと感じたものには手を触れないようにして頂いて構いません」

私「ありがとうございます。注意しておきます」

 

チャット終了後、数分して自宅の電話が鳴りました。

 

RRRRR

私「はいもしもし」

クレカ会社(以下、ク)「私、オリエントコーポレーション、オリコカードの渡辺(仮名)と申します。清水様のお宅で宜しいでしょうか」 

私「はい」

ク「清水舞鈴様はご在宅でしょうか」 

私「私でございます」

ク「失礼致しました。舞鈴様のカードで不審な取引が行われようとしたため、ブロックさせて頂きましたことをご報告致します」

私「不審な取引ですか……偶然じゃないな、これは……」

ク「心当たりがございますか?」

私「数分前に、Amazonを騙るメールについてAmazonに問い合わせていたところです。クレジットカードの番号を入れろという内容でしてね、入力はしませんでしたけども」

ク「それも関係あるかと思います。カナダから185円相当のアクセスがありましたが舞鈴様は日本在住ということで承っておりましたため、不正使用の可能性が高いと判断しブロック致しました」

私「185円なんて随分安いですね」

ク「恐らくは、使えるカードかどうかを確かめるためにわざと違和感の無い程度に小さな金額にしたのでしょう。いきなり数万円のものを取引すれば確実に怪しまれますから。これはよくある手法です」

私「もしそこでブロックされなかったら、今後更に大きな取引に使われていたかもしれないということですか?」

ク「その通りでございます。舞鈴様のクレジットカードの番号が漏れている可能性が非常に高く、弊社より新しいクレジットカードを送らせて頂きたいと考えております。舞鈴様かご家族の方か、どなたかご在宅の時間でご希望のお時間はございますか?」

私「ほぼ確実に誰かはおりますので、特に指定はございません」

ク「分かりました。ではできる限り早く送付させて頂きます。古いカードにつきましては、この後一時間以内に使用不可となりますがご了承下さい。シュレッダーにかける等して頂ければ安全です」

私「承知致しました。宜しくお願い致します」

ク「不審な引き落としなどありましたら、いつでもご連絡下さい」

 

……あらあらまあ、真・Amazonのサーバーに誰かが入って暴れていると見える。

こりゃもう暫く続きそうだ。

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▲2020年1月1日現在の

Amazonの注意喚起

現在はこんな感じで、未納料金がどうの支払い方法更新しろだのと書かれたら詐欺だと書いてあります。

皆様も一度はしっかり読み込みましょう。

 

なお、この話をネット不慣れな知人にしたところ、

「えっ、アカウントって作り直せるの?」

と言われました。

こういう人が入力しちゃうんだな、と思いました、まる。

 

その後、性懲りもなくAmazonを名乗る不審な団体からメールは送られ続けましたが、「あほくさ」の精神でガン無視していたら二ヶ月で来なくなりました。

詐欺は無視が一番です。

 

なおクレジットカードはその後無事に届き、前のクレカについては事情を話した親父殿に回収されていきましたとさ。

ドナドナ。

 

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【結論】

金関係は全て疑ってかかれ。

 

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【おまけ:総括短歌】

慣れ不慣れ 関係無く来る 詐欺野郎 画面越しなら より慎重に

 

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【Staff】

企画・構成   清水舞鈴

撮影      清水舞鈴

編集      清水舞鈴

制作      清水舞鈴

監督      清水舞鈴

 

【Special Thanks】

リヴェンジ倶楽部(『悪魔の報復術―イヤな奴をぶっとばそう』編纂)

柘植久慶氏(『同書』監修)

 

『電子書籍化サービス24HRを使ってみた』

あさま氏(↑の筆者) 

全ての被害者の皆様

 

Amazon.com,Inc

オリエントコーポレーション

 

ネットに不慣れすぎる知人

スペシャルサンクスまできっちりと読む、画面の前の貴方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、電子書籍化サービス24HRのサイトにおける疑念ポイントを書き残して後書きとしましょう。

(自己流の詐欺見抜き方法で見ている部分があるため、一部『そこ気にしなくていいでしょ!』というものもあります。ご了承下さい)

 

【会社概要の疑念ポイント】

①電話対応不可なのに電話番号が書いてある

 客対応への矛盾。

 客個人からと企業からの外線をどうやって見分けているのか?

 企業からの電話番号を登録しているにしても、それ以外の企業からの初回の申出をどう受けるというのか。

 

②サーバーが何故かアメリ

 国内の顧客がダウンロードするデータの置き場に、経由ポイントが多くなる海外サーバーを使うこと自体があり得ない。

 経由ポイントが多い=途中で障害が起きる可能性が高くなる。

 ダウンロードできなかった場合に海外サーバーのせいにする気満々なのが分かる。

 

③ご注文前の問い合わせメールが二回書いてある

④業務用裁断機のリンクが404 Not Found

 どちらもWebサイト運営に当たってはあり得ないミス。

 きちんとした企業ならまずあってはいけない。

 

ストリートビューで見ると、人の気配が無く何の看板も掲げられていない(撮影日:2012年6月)

 これは微妙なポイント。業界最大手のスキャンピーも、ストリートビューで見ると雑居ビルの一角ではある。

 しかしこの会社は灯りもついておらず、明らかに作業に向いていないのが見えてしまっている。

 

Google Mapで良いのにGoogle My Map、しかも同じレイヤを二枚貼り

 My Mapは個人が己好みのポイントだけに絞って経路を描くなど、Google Mapをカスタマイズできるサービス。

 企業が自社の場所を示すというだけでわざわざ使う利点は無く、そして同レイヤ二枚重ねというミスをしている。

 (但し筆者もこのサービスを詳細に理解しているわけではないので、これを使う利点を知った上での記載ではないことをご理解頂きたい)

 

⑦事務所の広さや倉庫の広さを書く理由が無い

 何坪とか書かれても顧客には関係無い。というか全人類に関係無い。

 まるで実在していると思わせたいかのような記述。

 

⑧裁断機とスキャナー台数の比率がおかしい

 幾ら業務用とはいえ、裁断機一台で一気に百冊も裁断できるのか?

 盛況であれば裁断機が複数合って良いはず。

 

【Webサイト全域】

①プライバシーポリシーがない

特定商取引法に基づく表示がない

 常識。会社興してはいけないレベル。

 もしあるとしても、簡単にアクセスできる場所を探して見当たらない時点で非常識。

 

③画像が全てフリー素材

 画像検索してみると大量に出る。せめて自社ロゴくらい作れ。

 金を掛けられない・掛けるつもりが無いと発言しているようなもの。

 

④フッターの処理が適切でない

 無駄な空白があったり、ページによってはデザインが変わったり統一感が無い。

 CSS初心者がよく陥る現象。

 

⑤スタッフ募集ページの時給(750円~)が静岡県最低賃金未満

 ブラック企業。常人が関わってはいけない。

 なお静岡県最低賃金は令和元年10月時点で885円である。

 既にこれより高くなっているのであればWebページを更新していないということになり、やはりちゃんとしていないと言っているようなもの。

 

⑥スタッフ募集ページに電話番号がある

 だからどうやって個人の問い合わせ(非対応)と区別する?

 出てから内容聞いて切るつもりか?

 

以上、魔王の馬鹿っぷりでした。

 

ちなみに、このスタッフ募集ページをあるページと見比べると、もっと凄まじいことに気付きます。

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スタッフ募集ページ

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Amazonのある出品者のページ

ポイントをズームして並べます。

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あっ……(察し)、ふーん……

この出品者、やたらと高評価受けてますが、今までの流れから考えるにサクラでしょう。

出しているのは激安の中古本であることから電子書籍化サービス24HRで騙し取った書籍を安値で流している」と考えるのは、あまりにも安直でしょうか……?

そんな不穏な雰囲気のまま、今回の記事を終わりたいと思います。

The END.